Cohen Van Balenは, ロンドン在住のRevital Cohen氏とTuur van Balen氏による, 生命科学に関連するアート・デザインプロジェクトを展開している新進気鋭のユニットです. 2008年にRoyal College of ArtのDesign Interactionsを卒業して以来, クリティカルデザインという領域において, つくられた自然, 機械, デザインなどにインスピレーションを受けながら, 人工が自然とどう関係しているのかについて探求するための架空のオブジェ, 写真, ビデオを制作してきました. 彼らの作品は, MoMaやTate Britainなどで展示され, Wellcome Trust Arts Awards, Prix Ars Electronica(Hybrid Art / Distinction), VIDA 14.0 (グランプリ)の受賞等, 国際的に高い評価を受けています.
今回のセミナーでは, 彼らのこれまでの作品や今後の展開についてお話いただきながら, 2001年頃からRCAのDesign Interactionで展開し始め, いまだ明確に定義づけられていないクリティカルデザインという領域が, 生命倫理やSynthetic Biologyを含む科学技術に批評的に切り込んでいくかについての議論を深めるため, Cohen VanBalenと同じコースの卒業生であり, metaPhorestメンバーの福原志保がファシリテーターを致します. どうぞお誘い合わせのうえ, ご来聴ください.
時間
2012年11月08日 18:00 – 19:00
場所
早稲田大学 50号館 2F共用会議室AB
詳細
metaPhorest12_seminar
参考
http://www.cohenvanbalen.com/